運搬作業

昨日の作業は、終日荷物の運搬作業でした。

ぜひ皆さんに観ていただきたい状況でしたが、プライバシーもありますので画像はなしにしました。

ある企業経営していた方が、取引先の倒産に連鎖倒産。
閑静な住宅街のすごいマンションに住んでいましたが、差し押さえのため強制退去。
中にあるものをすべて移設するための運搬でした。

家の中は物であふれかえり、不要な物でいっぱい。
間取りは5LDKになるのでしょうか？

メゾネットで屋上やベランダもありすごいつくりでした。
収納スペースも多く、すべて荷物で埋め尽くされていました。

かなり多くのものを処分しましたが、それでも物を処分しきれずに次の住まいにもっていきました。

古新聞と書籍などだけでトラック１台分ありました。
なぜ狭くなる間取りの住まいに持っていくのか理解できません。

トイレットペーパーだけでもすごい量でした。
この家ではオイルショックが今でも続いているようです。

新居は2LDK
かなり狭いです。

部屋は荷物で埋め尽くされ、ベランダや共用廊下まで荷物だらけ。
ソファーに座るのがやっとの状態で、寝ることも荷物の仕分けをするスペースも寝る場所もありません。

今までの暮らしが忘れられず、物が捨てられないのです。

ある時期までは収入も良かったのでしょうが、
こうなることになっていたような気がしました。

暑い中十数人で作業していましたが、
作業している人にねぎらいの言葉をかけるわけでもなく、
作業員は休むことなく作業しているのに、本人はビールを飲み、だらけていて、
ジュースの１本を出すことも無く・・・

本人が汗をかいて具合が悪そうだったので、水を飲んだ方が良いと薦めたら自分の分だけ買ってくる始末。

倒産するわけだ！って思いました。

家賃の不払いなどで強制退去の荷物運搬は何度も作業させていただいていますが、
共通するのは、お金の使い方を間違えていると思われることです。
明らかに優先順位が間違っているんです。
要らないものを捨てずにとっておくのも共通です。

富裕層の方のうちにお邪魔する機会も多々ありますが、共通点は物が少ないこと。

僕のうちは？というと・・・
けっこう物が多いです・・・・
「他人の振り見てわが振り直せ」

片付けなくては・・・